当院の検査

胸部X線検査

腹部X線検査は、X線検査の中でも最も簡単ですが、肺や心臓と、左右の肺の間にある縦隔などの器官の病気について、多くの情報を得ることができます。

どんな目的で検査するか

  • 肺の病気の診断
  • 心肥大など、心臓の病気の診断
  • 縦隔の病気についての診断

検査でわかる病気

肺炎、肺結核、肺ガン、肺膿瘍、胸膜炎、心肥大、縦隔腫瘍、胸腺腫瘍などの胸部の病気

上部消化管X線検査

食道から胃・十二指腸までの上部消化管をバリウムで造影し、透視すると同時にX線撮影して、それらの臓器の形の変化や異常を診断する検査です。

どんな目的で検査をするか

  • 食道・胃・十二指腸の病気の診断
  • 食道・胃・十二指腸の手術後の経過観察

検査でわかる病気

食道炎、食道潰瘍、食道ガン、胃炎、胃潰瘍、胃ガン、胃ポリープ、十二指腸潰瘍などの上部消化管の病気

CT検査

X線検査とコンピュータとを組み合わせた検査です。人体の横断面に対して、1cmおきにX線をあてて、得た情報をコンピュータで解析し、人体を輪切りにした断層画像を合成して体内のようすを調べる検査法です。

どんな目的で検査するか

脳梗塞や脳出血などの頭蓋内の病気をはじめ肺、肝臓、膵臓、腎臓等全身の病気の診断

検査でわかる病気

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、動脈瘤などの血管の病気、頭部外傷、肺ガン、肝ガン、腎ガン、リンパ腫などの全身のあらゆる臓器の腫瘍。

心・腹部エコー

超音波検査は、もっとも安全で手軽な検査で、心臓、肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などの病変部を観察し、診断します。

どんな目的で検査するか

  • 心臓・腹部の病気の診断

検査でわかる病気

心筋梗塞、心筋症、心不全、肝癌、胆のう結石症、胆のう炎、胆のうガン、膵ガン、水腎症、腎ガン、腹水、大動脈瘤、等のさまざまな病気。

心電図検査

心電図検査は、心臓の働きを調べる検査法の一つです。簡便で豊富な情報が得られることから病気の発見と診断、病状の把握だけでなく、健康な心臓の状態や反応をみるためにも使われます。

どんな目的で検査するか

  • 不整脈(脈の乱れ、心臓リズムの異常)の発見と診断
  • 狭心症、心筋梗塞などの虚血性心臓病の発見と診断
  • 高血圧にともなう心肥大の診断と変化の判定
  • 心臓病の進行や回復状態の診断
  • 治療薬の効果や副作用の診断と判定
  • 健康な心臓の状態と反応の判定

検査でわかる病気

不整脈、狭心症、心筋梗塞、心筋症、心肥大、心膜炎などの心臓病。高血圧症、動脈硬化症など

動脈硬化検査

心臓から押し出された血液によって生じた拍動が手や足に届くまでの速度をはかって血管の硬さを足首と上腕の血圧の比を測定することで血管の詰まり具合を同時に測定します。

どんな目的で検査するか

血管の硬さと狭窄を同時に知ることができます。また、得られた波形などの情報から動脈硬化を総合的に診断することができます。

24時間心電図(ホルター心電図)

ホルター心電図は、24時間連続して心電図を記録する検査です。
胸に電極をつけ、日常の活動中や就寝中の心電図を記録します。通常、動悸、息切れ、胸痛などの自覚症状があると、安静心電図の検査を受けます。この検査は短時間で行うため、検査中に必ずしも異常が現れるとは限らず、正確な診断ができないことがあります。そこで考え出されたのがホルター心電図という検査です。

どんな目的で検査するか

ホルター心電図は活動中や夜間睡眠中も常に心電図が記録され、その間に発生する心電図の変化を全て捉えることができるため、不整脈や狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患の診断や治療効果の評価には大変有用です。

睡眠時無呼吸検査(SAS)

無呼吸の原因や重症度を調べたり、治療方法を決定するために欠かせない検査です。この検査により睡眠の状態や呼吸の状態などを総合的に調べられます。この検査には痛みは無く、いつもと同じように眠っていただけます。また夜間のみの検査ですのでお仕事を休むことなく実施できます。