お腹の不調、一人で悩まないでください
胃腸、膵臓、胆のう、肝臓の不調は日常生活に大きな影響を与え、時に不安を感じることもあるでしょう。
「おなかの症状は人に相談しづらい」「検査が怖い」というお気持ちも、私たちはよく理解しています。
当院の消化器内科では、患者様の声に耳を傾け、一人ひとりに寄り添った診療を心がけています。どんな些細な症状でも、まずはお話しください。あなたの不安を和らげ、適切な治療へと導くお手伝いをいたします。

- 専門医による的確な診察
- 分かりやすい説明と適切な治療
- 患者さん一人ひとりに寄り添った診療
「長年、胃の不快感や胸やけに悩まされていましたが、恥ずかしくて病院に行くのをためらっていました。でも、水谷内科では先生が私の話をしっかり聞いてくださり、わかりやすく説明してくれたので安心して治療を受けることができました。今は症状もほとんどなく、食事も楽しめるようになりました。」
45歳女性(逆流性食道炎)
こんな症状はありませんか?
- 胃の痛みや不快感が続く
- むかつきや吐き気があり食事が進まない
- 胸やけ・食欲不振で日常生活に支障がある
- お腹の痛み・膨満感が気になる
- 便通の異常(下痢・便秘)がなかなか改善しない
- 便の色や形に変化がある
- お腹が張る・ガスがたまる感じがする
- 体重が急に減った
上記の症状は、単なる一時的な不調ではなく、何らかの消化器疾患のサインかもしれません。
「様子を見よう」と放置することで、症状が悪化するケースも少なくありません。気になる症状があれば、お早めにご相談ください。
すぐに受診すべき警告サイン
- 黒色便や血便が見られる場合
- 強い腹痛が突然始まった場合
- 嘔吐と持続する腹痛がある場合
- 皮膚や白目が黄色くなった場合(黄疸)
- 急な体重減少がある場合
これらの症状が見られる場合は、重大な疾患の可能性があります。すぐにご連絡ください。
胃腸の不調について


一人で悩まず相談してください
胃腸の不調は、現代社会で最も多い健康問題の一つです。ストレス、不規則な食生活、加齢など、様々な要因が関係しています。
当院では、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、機能性ディスペプシアなど、胃腸の様々な症状に対応しています。症状の原因を特定するため、丁寧な問診と適切な検査を組み合わせ、一人ひとりに合った治療法をご提案します。
胃腸の不調は、適切な治療とライフスタイルの見直しで大きく改善することが可能です。慢性的な症状でお悩みの方も、ぜひご相談ください。
「食後の胃もたれがひどく、仕事にも影響していました。検査の結果、機能性ディスペプシアと診断されましたが、先生は『異常がないから大丈夫』とは言わず、私の症状を真摯に受け止めてくれました。薬と食事のアドバイスで、今では食事の楽しみを取り戻しています。」
38歳男性(機能性ディスペプシア)
過敏性腸症候群 (IBS) とは


一人で悩まず相談してください
IBSは、検査で明らかな異常が見つからなくても、お腹の痛みや不快感、下痢・便秘が続く状態です。日本人の約10~15%が抱える身近な病気ですが、日常生活に大きな影響を与えることも少なくありません。
「検査で異常がないから気のせい」と言われたことはありませんか?当院では、IBSの症状を決して軽視せず、あなたの生活の質を向上させるための治療を重視しています。
IBSの主な治療
- 症状のタイプに合わせた薬物療法
- ストレス管理法のアドバイス
- 食事内容の見直し
- 生活リズムの調整
IBSの症状は完全に消えない場合もありますが、適切な管理で快適な日常生活を取り戻すことが可能です。まずは一人で抱え込まず、ご相談ください。
炎症性腸疾患(IBD)とは


治療の進歩について
炎症性腸疾患(IBD)は、腸に慢性的な炎症が起こる病気で、主にクローン病と潰瘍性大腸炎の2つに分類されます。若い方に多く発症し、繰り返す腹痛や下痢、血便などの症状が特徴です。
IBDの診断を受けると不安になりますが、近年の医療の進歩により、多くの患者さんが症状をコントロールしながら普通の生活を送れるようになっています。
当院では、IBDと診断された方の定期的なフォローアップを行い、症状の悪化を早期に発見・対応します。また、専門医療機関と連携し、最新の治療法も取り入れた総合的なケアを提供しています。
「この病気とどう付き合っていけばいいのか」というご不安にも丁寧に対応し、長期的な生活の質の向上をサポートします。
肝臓・胆道・膵臓の病気について

早期発見が大切です
肝臓、胆道、膵臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が現れたときには進行していることがあるため、定期的な健康診断が特に重要な部位です。
当院では、健康診断で肝機能の異常を指摘された方、腹部の不快感がある方、背中の痛みでお悩みの方など、様々な症状に対応しています。エコー検査や血液検査などで、早期発見・早期治療を心がけています。
主な対応疾患
- 脂肪肝・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
- ウイルス性肝炎(B型・C型)
- 胆石症
- 膵炎(急性・慢性)
特に膵臓の病気は早期発見が難しいため、定期的な健康診断と、気になる症状がある場合の迅速な受診をおすすめします。当院では必要に応じて高次医療機関と連携し、適切な治療をご提案します。
膵癌について

40代、50代の膵癌患者さんが増えています
膵癌は初期段階で症状が出にくく、早期発見が難しいがんの一つです。近年では若い世代での発症も増えており、注意が必要です。
背中の痛み、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、急激な体重減少、原因不明の糖尿病の発症などがみられたら、膵臓の精密検査を検討すべきサインかもしれません。
当院では、超音波検査やCTなどを活用した早期発見に努め、リスク要因(喫煙、糖尿病、慢性膵炎など)を持つ方への定期的な検査もご案内しています。少しでも気になる症状があれば、遠慮なくご相談ください。
膵臓がんの主な警告サイン
- 食後に増強する上腹部の鈍痛
- 背中にかけての帯状の痛み
- 原因不明の急激な体重減少
- 皮膚や白目の黄染(黄疸)
- 突然の糖尿病発症または急激な悪化
消化器の健康を守るために
消化器系の疾患は、日常生活の習慣と深く関わっています。以下のポイントを意識することで、多くの消化器トラブルを予防したり、症状を軽減したりすることが可能です。
日常生活での健康維持のポイント
- 規則正しい食事 — 早食いを避け、ゆっくり良く噛んで食べましょう
- バランスの良い食事 — 食物繊維を十分に摂取し、過度な脂質や糖分、刺激物を控えめに
- 適度な運動 — 腸の動きを促進し、肝機能の改善にも効果的です
- 禁煙・節酒 — 特に肝臓や膵臓の健康には重要です
- ストレス管理 — 胃腸は「第二の脳」とも言われ、ストレスの影響を受けやすい器官です
- 定期的な健康診断 — 特に40歳以上の方は、年に一度の健診をお勧めします
当院では、症状や検査結果に基づいた個別の生活指導も行っています。食事内容の見直しや生活習慣の改善など、具体的なアドバイスをご希望の方はご相談ください。
当院で診療する主な消化器疾患
- 逆流性食道炎(胸やけ・胃酸の逆流)
- 感染性腸炎(ウイルス・細菌性の腸炎)
- 胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
- 過敏性腸症候群(IBS)
- 炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)
- 便秘症・慢性下痢
- 胆石症・胆のう炎
- 肝機能障害・脂肪肝
- 膵炎(急性・慢性)
- 消化器系のポリープ
上記以外にも、検査や問診を通じて他科の疾患が見つかる場合があります。
その際は、専門医療機関との連携により総合的な治療をサポートしますのでご安心ください。
診療・検査について
消化器疾患の診断は、まず詳しい問診から始まります。症状がいつから始まったのか、どのような時に悪化するのかなど、できるだけ詳しくお話しいただけると診断の助けになります。
当院では、症状や健康診断の結果に基づき、以下の検査を行っています。検査の内容や必要性について、わかりやすくご説明した上で進めていきます。
- 腹部エコー(超音波)検査
- 便潜血検査
- ヘリコバクター・ピロリ菌検査
- 各種血液検査(肝機能・膵機能・腫瘍マーカーなど)
より詳しい検査(内視鏡検査、造影CT、MRIなど)が必要な場合は、連携医療機関をご紹介し、スムーズに検査が受けられるようサポートいたします。
当院では、検査の結果をわかりやすく説明し、患者様が疾患や治療法を十分に理解した上で、一緒に治療方針を決めていく共有意思決定を大切にしています。
検診結果の目安~当院受診のご案内~
健康診断で以下のような結果が出た場合は、放置せずに早めに当院にご相談ください。数値が基準値を少し超えただけでも、経過観察が必要な場合があります。
- γ-GTP:上限値を超える高値
- AST (GOT):基準より高い場合
- ALT (GPT):基準より高い場合
- ALP:基準より高い場合
- 総ビリルビン:高値
- アミラーゼ:高値
- 便潜血:陽性
「要精密検査」「要経過観察」などの判定がついた場合も、早めの受診をおすすめします。「異常なし」であっても、症状が気になる場合はご相談ください。
健診結果をお持ちください
ご受診の際は、健康診断の結果表をお持ちいただけると、より適切な判断ができます。過去数年分あれば、経年変化も確認できますので、可能であればご持参ください。
早期発見が治療成功の鍵です
消化器系の疾患は、初期には自覚症状がほとんどない場合が多く、健康診断で偶然発見されることも少なくありません。特に肝臓・胆道・膵臓の疾患は「サイレントキラー」とも呼ばれ、症状が現れた時には進行していることがあります。
健診で「要精査」「要再検査」といった指摘があれば、症状がなくても早めに医療機関を受診しましょう。当院では、検診結果を丁寧に確認し、必要な検査と治療をご提案します。よくあるご質問・不安にお答えします
- 「ちょっとした胸やけや腹痛でも受診していいの?」
- はい、どんな症状でもお気軽にご相談ください。「様子を見よう」と我慢している間に症状が悪化することもあります。特に2週間以上続く症状は、早めの受診をおすすめします。
- 「消化器の検査は痛いですか?怖いです。」
- 当院で行う腹部エコーや血液検査は痛みをほとんど伴いません。内視鏡検査などが必要な場合は、ご不安な点を丁寧にお聞きした上で、ご紹介先を含めて最適な検査方法をご提案します。検査への不安は遠慮なくお伝えください。
- 「健診で肝機能の数値が少し高いと言われましたが、自覚症状はありません。受診した方がいいですか?」
- はい、ぜひご相談ください。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなり進行するまで症状が現れないことがあります。早期に適切な対応をすることで、重症化を防げる可能性が高まります。
- 「食事制限が必要になるのが不安です。」
- 食事制限は、すべてを禁止するのではなく、量や頻度を調整することが基本です。患者様の生活スタイルや好みを考慮した、無理のない食事アドバイスを心がけています。「これは食べてもいいですか?」など、具体的な質問もお気軽にどうぞ。
医師からのメッセージ
消化器の症状は、人に相談しづらく、一人で悩みを抱え込みがちです。しかし、適切な診断と治療により、多くの症状は改善が可能です。
当院では、患者様の声に耳を傾け、不安に寄り添いながら、一人ひとりに最適な医療を提供することを心がけています。どんな些細なことでも、まずはお気軽にご相談ください。
健康な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
消化器の不調でお悩みの方へ
「胃腸の調子が悪い」「健診で肝機能の異常を指摘された」など、消化器系のお悩みはぜひ水谷内科にご相談ください。
適切な診断と治療で、快適な毎日を取り戻しましょう。
些細な症状でも、あなたの声に耳を傾け、最適な医療をご提供します。